宮崎大学農学部

植物生産環境科学科、森林緑地環境科学科、応用生物科学科、海洋生物環境学科、畜産草地科学科、獣医学科という6つの特徴的な学科を設置している宮崎大学農学部。

獣医学科では産業動物に関する教育が充実しており、附属動物病院では大型動物用CTや腹腔鏡手術装置を駆使した高度産業動物診療を実践しています。

学生は、学部共通科目を通じて農学の基礎知識を修得した後、解剖学や生理学などの基礎科目、家畜衛生学や公衆衛生学などの応用科目、外科学や内科学といった臨床科目を段階的に履修します。

また、指導教員のもとで実験や文献調査を行い、卒業論文を作成することで、問題を分析し解決する能力を身につけます。

講義・実習には双方向型授業、グループワーク、発表などのアクティブラーニングを積極的に取り入れているのが特徴。

さらに、より高度な獣医学教育を実践するための取り組みも盛んで、大阪府立大学・東京大学と連携協定を締結し、宮崎大学は産業動物、大阪府立大学は公衆衛生、東京大学は伴侶動物と、それぞれの大学が得意とする教育を互いに教授しています。

2010年には日本で初めて医学と獣医学が融合した大学院(医学獣医学総合研究科)を設置するなど、最先端の獣医学研究を推進しています。

宮崎大学農学部

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