鹿児島大学共同獣医学部

1939年の創立以来、充実した獣医学教育を展開している鹿児島大学。2012年には山口大学と連携して共同獣医学部を新設し、それぞれの大学の得意分野と教育資源を活かして、同一カリキュラム・同一シラバスによる教育を行っています。

1年次には「共通教育科目」及び「基礎教育科目」を履修し、獣医学の基礎となる生物学や化学、分子生物学、統計学の知識を再確認。また、獣医学概論などの「導入科目」を通じて獣医学教育の全体像と獣医師の社会的役割を理解します。

2~5年次には「基礎獣医系科目」、「応用獣医系科目」、「臨床獣医系科目」から構成される斉一教育科目を履修し、獣医師に必要な知識と技能を身につけます。

さらに、4~6年次には専修教育科目として「動物生命科学専修」、「病態制御学専修」、「伴侶動物臨床獣医学専修」、「産業動物臨床獣医学専修」のいずれかのコースを選択し、専門性に磨きをかけます。

南九州に位置する同学部では、畜産関連の教育・研究も充実。学生が診療実習を行う附属動物病院には、軽種馬診療センターを併設し、獣医師養成のための教育病院としてだけでなく、産業動物や伴侶動物の中核動物診療施設として地域に貢献しています。

鹿児島大学共同獣医学部

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