山口大学共同獣医学部

山口大学における獣医学教育のルーツは、1883年に設置された山口農学校獣医科まで遡ります。以来、1993年には国内獣医療診療施設として初めてMRIを設置、1999年にはX線CT装置および放射線治療装置を順次導入するなど、全国に先駆けて高度獣医療を実践してきました。

2012年4月には鹿児島大学と連携して共同獣医学部を新設。伴侶動物臨床・感染症・公衆衛生に力を入れる山口大学と産業動物臨床・動物衛生に強い鹿児島大学が協力することで、生命科学研究から臨床科学までの幅広い分野をカバーする質の高い獣医学部教育を展開しています。

1年次には「共通教育科目」及び「基礎教育科目」を履修し、獣医学の基礎となる生物学、化学、分子生物学及び統計学の知識を再確認。2~5年次には「基礎獣医系科目」、「応用獣医系科目」、「臨床獣医系科目」からなる斉一教育科目を開講し、獣医師に求められる専門的な知識と技能を身につけます。

また、4~6年次には「動物生命科学専修」、「病態制御学専修」、「伴侶動物臨床獣医学専修」、「産業動物臨床獣医学専修」のいずれかのコースを選択し、専攻演習、特別講義、特別実験に取り組み専門性を高めます。

山口大学共同獣医学部

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